断捨離、僕はけっこう好きで年に数回行います。
特にクローゼットは春夏と秋冬で年2回は見直しをします。
服は好きで元々はかなりの衣装持ちだったのですが、やはり着ない服というのは出てくるもので。僕は半年間(1シーズン)着なかったらバイバイすることにしてます。
年々スッキリしていくクローゼット。
歳とともに好む服がどんどんシンプルになり、最近は「結局デニムに白Tシャツよ!」となりつつあり、夏が終わる頃に大型ワードローブ断捨離が実行されるかもしれません。
ちなみに僕はモノは好きだけど思考はミニマルなので、好きなモノと必要なモノの最小公倍数に収めるために断捨離してる感じです。
この頃はミニマル思考のほうが強くなってきていて、先日かなりピンポイントな断捨離をしたので今回はそれを紹介しようかなと。
目次
断捨離が苦手な人にもオススメなサイフ断捨離
そのピンポイントな断捨離とは財布なんですが、僕がやったのは単に財布の中身をスッキリさせることではなく、財布のサイズも中身も最小限にしたのです。
というのもあるとき気づいたんですよね。
「俺、現金使ってないやん」
現代社会において何かを購入するとき、よっぽどの現金派でもない限りクレジットカードかキャッシュレス決済アプリがあれば済んでしまうんですよね。
しかもポイントの付与とかも考えると圧倒的にお得だし、WEB上でいつでも明細の確認もできるからそうそう使い過ぎることもないし。
なんかそう思ったらジップ付きの長財布は普段持ち歩くのに適さないなぁとなって、断捨離することにしました。
これがやってみるとスッキリ!
僕の場合、本当に最小限を目指したので財布そのものを変えるというかなり極端な断捨離になりましたが、そこまでしないまでも今の財布の中身がスッキリするだけでかなり軽やかな気分になりますよ。
何よりこのサイフ断捨離は『断捨離が苦手な人にもオススメ』なんです。
財布って外出するときに基本常に持ち歩くものだし、プライバシーの塊だからふと人の目に触れたときにゴチャゴチャしてたら嫌じゃないですか?
これを機に比較的難易度の低いサイフ断捨離、やってみませんか?
僕のビフォーアフター
とりあえず僕の結果からご紹介。
ビフォー


アフター



ビフォーアフター比較

めっちゃコンパクト。中身は紙幣(1万円)&運転免許証&クレジットカード×3、以上。
小銭?ないない。
そもそも現金を使わないからこそのサイフ断捨離。基本的に小銭は生成されないという前提なので小銭入れも必要なし。
世の情勢的に家族以外との外食もしないから割り勘することもないし、小銭が返ってくるシチュエーションなんてほとんどない。
それでもちょいちょい【会計は現金のみ】ってお店もあるんで一応1万円だけ入れてるってわけです。
それでできた小銭は、500円は500円玉貯金へ、100円は車の路上パーキング用の小銭入れへ、それ以外は豚の貯金箱に放り込んでます。
自然とネコの500円玉貯金箱がぐんぐん太ってきてなんだか得した気分^ ^
断捨離が苦手な人の特徴①
僕が思う『断捨離が苦手な人』に共通する特徴が2点あります。
1つ目は[モノに思い出を重ねる傾向が強い]ってことです。
「コレはあのとき◯◯に貰ったやつ」
「自分にとっての仕事の相棒はコレだった」etc
とんでもない強敵たち。
さらに”モノ”と”人”が結びついちゃうと戦闘力が100倍に跳ね上がるときたもんだ。
でも安心してください。
財布の中に基本的に思い出が宿るようなモノないですから!
財布の中身って大抵現実的なもので構成されてますよね。現金やクレカ、ポイントカード、レシート、身分証明書など。パッと思いつくものに思い出が宿る類のものなくないですか?
これだけでモノを整理するハードルはかなり下がるんですよ。
だから財布は比較的断捨離しやすい対象であり「断捨離したいけど苦手」って人にもオススメなんです。
断捨離が苦手な人の特徴②
2つ目は[もったいないオバケ]です。
「いつか使うかもしれない」っていう思念の塊みたいなやつ。
財布に潜む[もったいないオバケ]といえばポイントカードかなと。
思い出こそ宿らないけど[もったいないオバケ]に霊化したポイントカードたち。
「あの店、いつかまた行くかもしれない」
「あと5回買い物すれば全部貯まる」etc
難敵。
難敵ではあるが『思い出』ほどの強敵ではない。
サイフ断捨離とはポイントカードたちとの戦いなのである。。。
ポイントカードの断捨離、実践編①
財布にわんさと溢れたポイントカードたち、、、まずはアプリ対応されているかを調べましょう。
Tポイントや楽天ポイント、Pontaなどの共通系はもちろん、大手量販店系もかなりアプリ対応されているので個人的には「どんどんアプリ化しちゃおうぜ」って感じです。
僕は可能な限りアプリ化させてポイント用のフォルダを作って管理してます。

こんな感じ。背景がカワイイ^ ^
問題はアプリ対応されてないポイントカードや紙のスタンプカードたちですよ。
まずはそのポイントカードたちを大きく2つに分けましょう。自分の生活ルーティンに入るものと入らないものです。生活ルーティンに入るものの目安としては「週もしくは月に数回は必ず行って買い物をするところ」としましょう。
どうでしょう、自分の生活ルーティンに入ってるものって意外と少なくないですか?
僕としてはこの時点で生活ルーティンに入らないポイントカードはごっそり捨てることをオススメします。
生活ルーティンに入ってないということはわざわざ出向かなきゃ行かないお店ってことです。あくまで個人的見解ですが、そのお店のポイントはほぼほぼ貯まりません。貯まったら奇跡くらいの認識でいいと思います。
そのうえで「いや、ちょいちょい貯まってるし!」とか「お気に入りの店だから、、、」ってポイントカードがあれば、それらは財布に迎えるべき仲間なのか、はたまた仲間のフリをしたラスボスなのかを見極めなければなりません。次のステップに行きましょう。
ポイントカードの断捨離、実践編②
生活ルーティン圏内のカードと、生活ルーティン圏外だけどお気に入りだったり、それなりにポイントの貯まるカードたちが手元に残っているかと思います。
それらの中からサイフに残すべきカードを選択しきることが最後のミッションです。
ここで考えるべきことは『そのカードを持っていることで余計な買い物をしていないか』ということです。
よくあるのは【Wポイントday】とか【会員限定割引】とかで必要以上の買い物をしちゃったり、あと千円分買えばポイントが貯まって2千円の金券が発行されるとか。
はい、これ無駄使いです。
例えば千円分買えば2千円の金券がもらえると一見すると得なように感じますが、その2千円分の金券を持つことで「この金券を使わなきゃ」という強迫観念に囚われちゃいませんか?
なんならそのポイントカードや、それから発行される金券は期限付きではないですか?期限があるってだけでその強迫観念は助長されてませんか?
根本的な話をします。
『ポイントカードは客に得を提供するサービスではなく、客に無駄使いをさせるシステム』なんです。
つまりその無駄使いのシステムに乗っても自分にとって得になり得るものが必要なポイントカードとなります。
となると残すべきは『生活必需品のポイントカード』です。
それ以外は全て無駄使いの元!
さあ、それでもその手元のポイントカードたちを残しますか?
財布ごとやるか、財布の中身スッキリで止めるか
ポイントカードの取捨選択が終われば、あとは財布そのものをどうするかだけです。
個人的にはスッキリした今の財布を使ってみて気分が変わったら買い替えるくらいでいいと思います。今の財布がスッキリするだけで色々と違って見えてきたりするので、まずはそのまま継続して使って変化を楽しんでみると良いかと^ ^
僕も以前の財布と完全にバイバイしたわけではなく、日常使いのミニ財布と、旅行など現金も必要なとき用のベース財布に分けた感じです。なんなら銀行のキャッシュカードとか保険証とかは以前の財布に入れて保管してますので。
ちなみに僕が今回新しく購入した財布はコチラです。
ホワイトハウスコックスの財布は初めて使いましたがイイ感じです^ ^
最後に
いかがでしたか?
財布の断捨離はそれほど感情が絡まないわりに、よく目に入るところなので効果は大きいと思います。
これまであまり効果的な断捨離ができなかった方は、まず財布をスッキリさせて断捨離のコツをつかんでから大物にチャレンジしてみるのは大いにアリだと思います。
ちなみに我が家は僕がモノを減らすスピードより、他の3人の散らかすスピードが圧倒的に速いのでトータルでは全然スッキリしません( ゚д゚)
まーいっか。
それではまた(=゚ω゚)ノ