楽しい記憶と辛い記憶、たびたび思い出したり、より鮮明に覚えているのはどちらですか?
僕は圧倒的に辛い記憶です。僕に限らず皆さんそうではないですか?
ちなみに僕は根はネガティブだし自己肯定感も決して高いほうではないので、お風呂で1人になったとき急に嫌なこと思い出して「うわあーっ、俺のアホ!」とか言って妻をビックリさせることがしばしばありました。かーちゃんゴメン。。。でもそれも早起きでずいぶん改善された気がする。

話を戻します。
そもそも人間の脳はネガティブな体験の方を強く記憶するようにできているそうです。
それは「失敗は成功のもと」という言葉が示すように、人は「失敗体験から学び・分析し成功体験を得る」ということを繰り返して進歩・進化してきた生き物であり、脳が”同じ失敗を繰り返さないように思い出させる”ってことらしい。
人間である以上その特性とうまく付き合っていくしかないわけだ。
そしてそれは『自分だけでなくみんな同じである』と理解していれば家族との接し方も変わる気がしませんか?
ネガティブとの付き合い方を考えてみる
よく聞く結婚ネガティブからの一例
結婚する以前に「女性は母になると変わる・冷たくなった」なんて話をよく聞かされました。
これ、僕に近い世代の人は一度くらい先輩とかに言われたことありませんか?
でもこれも考えてみると「女性にしてみれば”母になる”ことで変わるなんてことはなくて”母になる過程”でもっと明確な原因があったんじゃないの?」と思えます。
例えば僕は一度壮絶な夫婦喧嘩に巻き込まれたことがあるのですが(それもすごいシチューションだが、、、)そのときに奥さんのほうが「私が悪阻(つわり)のときや産後の辛いとき、あなたは◯◯だった」と言っていたのですよ。
夫のほうは「そんな昔のこと蒸し返すなよ」と返します。

ん?待って!!
いやいやいや、それだわ。きっとそういうことよ。
何って、辛いときの記憶って鮮明に残ってるんですよ。自分がどうだったかはもちろん、そのときパートナーがどうしてたかも。
そう考えると「女性は母になると変わる」とか言ってる人って無意識にそういったことを大なり小なり積み重ねてきたんじゃないのかなと思えてしまう。
僕ら男性には女性の産前産後の辛さは想像もつきません。でもだからこそ『想像もつかないくらい辛いのだろう』と思っておかなきゃいけないんですよね。
僕は後輩に「子どもができました」って報告されたら必ずこの話をするようにしています。
ちなみに我が家はうまいこといってると思います^ ^(少なくとも僕はそう思ってる、、、)
人って結局、、、
ネガティブから派生することをつらつら書いていたら、結局ネガティヴも使いようなのかなと思いました。
ただのマイナスイメージとして捉えるのではなく、それは自分が成長するために乗り越えるべき課題だし、大切な人が辛いときに寄り添ってあげられれば絆はより強くなる。
てか改めて文字にしてみると当たり前のことですね。でもきっと当たり前すぎて忘れがちになるのかなと。
僕はなんとなく『人の本質はネガティブで、ネガティブと上手く向き合える人がポジティブと言われる』のかなと思いました。
僕が思うくらいのことは偉い人が検証してるだろうから、良さげな本があれば買って読んでみようかな。
それではまた(=゚ω゚)ノ