突然ですが、僕は子どもに習い事を詰め込むのどっちかというと反対なんすよ。
変に習い事でがんじがらめになるより、自由に遊んで、遊びの中から色々と吸収してほしいという考えが根っこにあります。
特にスポーツ系は”つ”のつく年齢(9つ)のうちはやる必要はないかなと。小学校の低学年のうちから特定の競技に特化した体づくりなんかせんでもええやろって。
でも水泳だけはやらせてました。それはスポーツとしてじゃなく生命に関わることだから。後にも先にも親発信でやらせたものは水泳だけ。
他は僕らから「アレやれコレやれ」言うつもりはなく、本人が「やりたい!」と言い出したら考えれば良いことで、それまでは友達と公園で遊んでればいいよねー、なんて思ってたらあら不思議、4年生になった息子氏は気づいたら3つも習い事やってて、しかもまだ増えそうな感じ。
何でこうなった?
目次
気づいたら子どもの習い事が増えてた件
前述したように、僕はむしろ習い事なんてやらないならやらないでいいと言う考えだったのですよ。
では何故結果的に習い事が増えたのか。
遊ぼうにも遊ぶ相手がいない!?
まずこれ!ホントこれ!未就学のときからうっすら思っていたんだけど、マジで遊ぶ相手がいない!
何でいないか?
みんな習い事してるから。
例えば息子が「〇〇と遊びたい」と言い出して「じゃあ〇〇くんのお母さんに連絡してみるね」となって電話してみると「ごめんなさい、今日は習い事が。。。」

このパターンが3〜4人続いたりするわけです。
もちろん毎回毎回そういう訳では無いのだけど、やたら重なるタイミングや曜日ってのがあったりするんですよね。
「じゃあ家族で公園行くか」でもいいんだけど、子どもも成長とともに家族以外との人間関係を求めるし、親としても可能なら満たしてやりたい。
そうなると「◯曜日は誰とも遊べないしうちも何かやる?」ってなるわけで。
成功体験との出会い、親子の喜び爆増
そんなこんなでウチも水泳以外の何かを検討し始める訳です。
僕はなーーーーーんも考えてなかったのですが、妻は「絶対音楽がいい!最初はピアノ!」という確固たるものがあったのですよ。
理由を聞くと、うちの息子は保育園で歌ってるときから基本的に音を外してないって言うんですよね。

なるほど、確かに言われてみればそうだな。。。本人もピアノにはかなり興味があるらしく、ならばと始めてみることに。
そうしたら先生から「息子さん、ものすごく耳がいいですね!」なんて言われちゃって。息子は息子で「君はすごく耳がいいからもうちょっと先のことまでやってみようか」なんて言われちゃって。親子で気持ちよくなっちゃって。
そりゃあね、一所懸命やろうかともなりますわ。
発表会もあるもんで、人前で何かを表現するという経験も得られるんすよ。成功しても失敗しても、それまでの過程を含めてとても貴重なものだし何より自信になるし。
ちなみに息子は本当に耳がいい。親バカとかでなく、いちおう声優やってる父が言うんだから間違いない。
そして発表会を「グランドピアノ弾けるから楽しい!」と言ってました。大物の予感。。。(こっちは親バカ)
兄ちゃんがやってりゃ妹ちゃんも、という必然
水泳にピアノ、そして4年生になった今年度から”つ”のつく年齢卒業ということでバスケを始めた息子(10歳になるので)。
そうなってくると妹ちゃんも黙ってはいないわけで「わたしにもやらせろ」となりますわな。
親としても「お姫はまだダメ!」とも言えず、本人がやりたいと言ったものでこれなら良さそうと思ったものをやらせることに。

なんとキックボクシング。。。自分の身は自分で守るスタイルの小1女子、良いと思います。
結果お姫も水泳とキックの二足の草鞋。当初の俺の考えは何処へやら。
ちなみにバスケもキックもマスク着用での練習。心肺機能の上昇も見込めちゃう。
”習い事”ではなく”体験”
そんなわけで気づけば息子は3つ、娘は2つの習い事をやってましたとさ。
今ではいいんじゃないかなと思っております。自分たちで「やりたい!」と始めたんだし、精一杯やんなよと。
それぞれを単に”習い事”と捉えるのではなく、子どもたちの好奇心を満たして成功や失敗をもたらしてくれる”体験”と考えれば良い時間を過ごせているのかなと。
でも3つが限度かなぁ。それ以上はインプット過剰かなと思うし、何より僕ら(親)の管理能力もお金も追いつかないし、時間もなくなってしまうので。
まあ今後は応相談です。
個人的にピアノは続けてほしいなー。
最後に
なんだかんだと色々やってますが結果的に子どもたちは楽しめているし、それが何より親として嬉しい。
地域性もかなり影響すると思う。ウチの周りは比較的教育に熱心な方が多いのかな?
でもやっぱり自我もはっきりしないような幼少の頃から親が決めた習い事をあれこれやらせるのはやっぱり抵抗があるなぁ。それって親のエゴでしょって。
逆に「ある程度の年齢までは何もしなくていい」というのもまた親のエゴなんだよな。。。
子どもが自主的に「やりたい」と主張してきたら受け入れて、一緒に考え、サポートしてあげられるものならサポートするのがいいのかなと。
親子が同じものをそれぞれのベクトルで”体験”していくのが大事よねと思う次第であります。
それではまた(=゚ω゚)ノ